寿退社推進用制服?

東京駅に新幹線が到着すると、清掃員が作業をして、折り返し下り列車になります。

その人たちは、しっかり教育が行き届いているなぁと感心します。気をつけして列車の到着を待っていて、乗客が降りたらすぐに、乗り込んでテキパキと作業をこなしてゆきます。

ただ、ひとつ気になるのが制服です。制服を選んでいるのは実際に着ている人たちでなく会社の偉い人たちだろうから、清掃員の人たちには責任はないのだけれど、「ピンク」はないでしょう、ピンクは。

結構年輩の女性の方が多く、私の親たちの世代ではないかと思われる人たちが、ピンクのかわいい制服に身を包み・・・痛々しい感じです。

以前、誰かが言っていたのだけど、ピンクのかわいい制服がある会社は、有能な女性の人材を使う気がないのだそうです。
年相応の着たい服、似合う服というのがあるのに、若い女性誌か着られないような制服があること自体、旧態依然とした寿退社推進企業だということです。

もちろん、年輩の女性がピンクの服を着てはいけないとか言っているわけではありません。ピンクでかわいい服が似合う年輩女性もいるでしょうし、ピンクでも大人の女性に合う服もあるでしょう。ただ、こと「制服」に関しては、ピンクは難しいと思います。

どうしてもピンクの制服にしたいのであれば、男も同じ制服にして、かつ、役員もその格好で仕事をすればよいと思います。それができるのなら納得できますが・・・。